ジャニーズ銀座 Youの前にはMeがいる!(4人クリエ)
セットリスト記録用。
2012年4月27日~30日、全7公演。
メインの出演者はKis-My-Ft2から横尾、宮田、二階堂、千賀の4人(まだ舞祭組ではない)。
2012年4月8日にキスマイが東京ドーム公演を成功させた直後のこの日程で、会場はなんとシアタークリエ。東京ドーム 5万5千人、シアタークリエ 618人。いくら後ろの4人とは言えもうね、アホかと。そりゃチケ取れませんよと。
初日の27日(北山玉森観覧)だけ何とか自力で当選したので観てきました。
この時期の大学4年生って就活に部活にって忙しくてですね、某企業の筆記試験を巻き髪私服団扇持参で受けて、クリエ行って、終わったら下北行って新歓に参加っていうハードスケジュールこなしてた。完全に若さのなせる業だった。
【セットリスト】
基本的には北山パート→千賀、藤ヶ谷パート→宮田が担当。新鮮だった。
◆OVERTURE
インストに乗せて1人ずつ登場。衣装はミントコンのダンスタで着ている黒金スーツ風衣装。
宮田「騒ぐ準備は出来てるか!行くぞ!!」オラオラしてた。
◆FIRE BEAT
「バンバンバン俺らの出番!」まさかの宮田ラップ。
◆Take Over
ミントツアーではトロッコ曲だったTake Overが振り付きで(ジャーニーの振り付けと恐らく一緒だったと思う)。そして突然の裸祭り。
間奏のダン!ダン!ダン!ダン!という音に合わせてバン!バン!と白シャツの前を開ける皆さん。Jr.は上半身裸で登場するので、かっこよかったんだけど、いきなりの展開に振り付けとか頭から飛んでしまうくらい面白かった。
◆Kis-My-Venus
◆千年のLove Song
ラップ担当二階堂。「君と手繋ぐ君に目眩む 二人…オイ!オイ!」突然煽り始めてらした。何度も抱きしめながら(ふたり)←ここ宮田パートで驚いた!
◆Catch & Go!!
◆挨拶
◆夜空ノムコウ~ADAMAS (千賀ソロコーナー)
初日だったためか「…っから~僕たちは~♪」と歌い出しをトチる千賀さん。そして前奏中に可愛く「ごめんね(笑)」と謝罪。全オタクが許した。
白のセットアップに白ハットでキメたビブラートダンシングイケメンゴリラ千賀さん。
ソロコーナーは、ダンスの振り付けや照明等の演出も全て自由にやっていいと言われていたらしく、ADAMASは引き連れたJr.の振りまで全て考えたそう。
◆ROCK THE HOUSE~Are you ready tonight?(横尾ソロコーナー)
カミセン好き森田くん好きな横尾さんは今回の選曲もブレない(キスマイ1stではソロにV6『太陽のあたる場所』を選曲)。歌はJr.を引き連れて、皆で歌う、後の師匠とは思えぬ歌への消極的な姿勢。
ナポレオンジャケットを羽織ってローラーをずっと履いているんだけど、まあローラー捌きの美しいこと。彼のソロは歌を聴くというより、ローラーを堪能するコーナーでした。1人で十分に魅せることのできるローラー。
◆気まぐれJET(宮田ソロコーナー)
「ジャニーズ銀座、みやっち劇場~!」という声でスタート。
舞台はここ、ジャニーズ銀座。この町は不良たちがたむろしていた。そんな中オドオドしている古葉先生が登場(ドラマ衣装まま)。鞄を胸の前に抱えるスタイルで出てくるも、不良に扮した萩谷に胸倉を掴まれると「うわぁぁ、怖いよ~~!」と退散してしまう。
不良のトップは高田翔、好きなものはメリケンサックとあめちゃん。悪そうな歩き方をしているが、顔が全く怖くない(宮田談)。そこへ通り掛かった純粋な少年増田安井、手にあめちゃんを持っていたため不良たちに絡まれる…そこへ誰かの声が!
「君たち!何をしているんだ!」
気まぐれJETの前奏に乗せて、スーパーマンのような格好(胸にはSではなくMの文字)をした宮田、スケボーに腹這いになり空を飛んでる体で登場。
不良たち動揺、「おいおいおい、何だあれは…」
宮田「俺は!ジャニーズ銀座の平和を守る!スーパーマンだーー!!!!」「悪ガキども、かかってきやがれ~!!」
甘い声で歌いながら、不良たちを蹴散らすスーパーマン。無事増田安井を救出……したかと思いきや、なんと不良たちの手にはマシンガンが。追い詰められるスーパーマン。絶体絶命のピンチに、増田安井が立ち上がる。何と、ヲタ芸でマシンガンに立ち向かったのだ。
宮田「お前たち…それは伝説の、ヲタ芸じゃないか!」
ヲタ芸なら俺に任せろ!と、増田安井とともにヲタ芸で不良たちを倒してゆく。
形勢逆転、窮地に立たされた不良たちはスーパーマンに向けて一斉に銃を放つ!銃弾を受けたスーパーマンが握っていた両手をゆっくりと開くと、カラカラと音を立てて落ちる銃弾。そう、彼は攻撃を受けたのではなく全てキャッチしていたのである。
「オタク舐めんなし……」
スーパーマンのおかげで(?)改心した不良たちも共に踊り、一件落着したのである。
宮田「ジャニーズ銀座の平和は俺が守ったぜ!何かあったら呼んでくれよ!さらばだ!!」
こうして、ジャニーズ銀座の平和は守られた。ありがとう、スーパーマン。さらば、スーパーマン。これからもジャニーズ銀座の平和を守り続けてくれ。それでは皆、また会う日まで、ばいばーい!
-みやっち劇場 完-
◆古葉ゲー
再び古葉先生の格好で登場。他の3人は北斗七星ジャージ。
宮ゲーならぬ古葉ゲーとは、赤黄青のスクリーンの裏に千賀さんとJr.2名が隠れて、お客さんの反応も拾いながら質問をしてどれが本物の千賀さんか当てるゲーム。ボイスチェンジャーを使用するので、最初の時点では本当にどれが千賀さんか分からなかった。
この日はJr.2名ではなく観劇の北山玉森が参加。赤:千賀、黄:玉森、青:北山。
【Q1.二階堂くんの好きなところは?】
千賀「ぜーんぶ♡」
二階堂「もっと具体的に言って」
千賀「えっとー二階堂のお父さんもお母さんもお姉ちゃんも好きだし~」
二階堂「家族構成バラすんじゃねえ!」
(千賀のふりをした)玉森「俺にしか見せない色んな表情が好き」
(千賀のふりをした)北山「足の裏のホクロ」
二階堂「それを言うなよ!」
宮田「皆さん、二階堂の足の裏にはホクロがありまーす!」
【Q2.名古屋の良いところは?】
千賀「人が優しい」
玉森「ナナちゃん人形がある」
玉森「パンツ見えるんだよ」
二階堂「これ千賀じゃねえ」
宮田「千賀そういうこと言わない」
北山「つけてみーそかけてみーそフフフみそフフ(微妙に伏せる)」
【Q3.甘い言葉を言ってください】
宮田「青はいらないです」
二階堂「ちょっとお前(北山)黙ってろ!」「青のマイク切って!」
北山「やだやだやだや…」本当にマイク切られた。
千賀「好きだよ…クリエの皆……」
玉森「俺のケッタマシーンで、夢の世界へ行こうぜ~~~!!」
突然北山先輩が「経験人数は言えません」と言い出してスクリーンの裏で千賀さんと喧嘩始める一幕も。オタクもざわつくしステージの3人もえっ、てなるしでどこにもセーフな要素なかった。
オタは赤の千賀が本物と主張したんだけど、二階堂が黄色の千賀さんを選択。結果不正解。
◆北玉とミニMC
横尾「玉ちゃんは忙しい中来てくれて…」
宮田「たまぁ、ありがとねぇ?」
北山「はぁ!?俺が忙しくないみたいな言い方すんなよ!!」
横尾「違うよ、玉はドラマやってるじゃん、ATARU?WATARU?WATARU?」
玉森「ATARUね」
FIRE BEATのAメロで宮田がラップしたのを見て何故かハイタッチした北玉。
北山「衝撃が走ったよ…宮田がラップやってる!って」
玉森「でも良かったよ、格好良かった」安定の宮田担。
千賀さんが放送前の濱キスの内容をペラってしまう事件。
横尾「それって…放送前じゃね?」
北山「っていう夢を見たんだよな!」
横尾「ネットに書かないでください~~お願いします~~~」
北山「何かあればすぐ…ツイッターですからww」
#キスマイさん見ないでください
古葉先生衣装の件。
宮田「誰か、何でこんな格好してんのって触れてよ」
玉森「あ!分かった!バカレアだ!」
足を開いて犯人はお前だ!ばりに宮田をビシッと指さす玉森。
宮田「お~流石だなお前分かってんじゃん!」
玉森の肩を抱こうとするも、後退りして逃げる玉森。
お北山「え?転職したんじゃないの?」
宮田「転職してねえよ衣装だよ!」
北山「グリコのおまけかと思った」
宮田「おまけじゃねえよ、こんな格好(グリコポーズ)してねえよ!」
北山「何、この色(水色ベストを指して)」
宮田「チャームポイントなんだよ!」
◆Shake It Up
北玉と一緒に歌唱。歌う前に宮田くんが「ぜってー俺のパート取るなよ?取るなよ!?」って言っていたけど、無事に「Get Get Down,Let's all get down」からのパート歌い切った。というかむしろ「宮田のラップだ!」とでも言わんばかりに宮田を取り囲むメンバー。可愛かったけど、あれ前振りじゃなかったの?
キスマイステップ(旧式)ではずーっとお隣で、お互いを見てにやにやしている宮玉。接近してわざとぶつかりに行ったりする。高嗣がソロの準備でハケた後の最後のステップでは、ふざける横北といちゃつく宮玉の間に挟まれる千賀さんという千賀さんごめんね事案発生。
ここまで参加して北玉はバルコニーへ戻る。
◆ミラクルワールド(二階堂ソロコーナー)
金髪ボブでチアガールの格好をした高子さん登場。
「ど~~~も~~~!高子で~~~す!!立って立って!踊るよ~!」
サビの振り付けをJr.と観客と一緒に踊ろう、ってことで高子さんによる振り付け講座開催。指導中に「分かった?…返事して!?」というくだりが何度も。返事に厳しい高子さん。
「次は皆も踊れる曲」という高子さんからの紹介を受けえびばで。12列のお立ち台下手に千賀さん、上手に宮田くん登場。宮田くん目の前だったんだけど流石クリエ、狭い近い。
サビの藤北玉パート → 宮千、横宮二千パート → 横二。普段と違うサビの振り付けに一瞬戸惑う宮田担あるある。
◆MC
◆Jr.コーナー
カミラ◆タマラ~キセキ~バランス
キセキはキスマイのツアーでやったように増田様と安井さんメイン歌唱。増田様のありがたいお歌を聴く会。バランスは赤青衣装に分かれてダンスバトル的な要素有り。
◆ダンスメドレー
Girl is mine、Love meee、Hair 等激しめな曲のインストに乗せて二千、横宮、4人でダンス。ここからミントコンでも着ている黒白のカジュアル衣装。
◆Dancing Star
サビの「Star!」「Step!」を生で叫ぶようになったのは、このクリエからだったかと。激しいダンスからノンストップでダンスタに突入して、本当に格好良かったんだけど宮田くんとかもう死にそうになってて見ていて若干苦しかったのも思い出。ダンスメドレーからガンガン踊り続けているのに、途中サビ等で生歌も挟むから鬼気迫るものが有った。
◆Tell me why
「夢幻じゃたりない 会いたい」からの「Tell me...oh,baby,Tell me why」ってフェイクパートが宮田。
会場で聴いて、この部分で鳥肌が立ったし泣きそうになった。目を閉じて高音歌ってるの素敵だったんすよ。クリエでのTell me whyが好きすぎてアルバムを聴けなくなる宮田担続出。
◆Exit (千賀)
Jr.を従えてガチのソロ披露。千賀担の悲鳴がすさまじかった、おめでとう。
大サビでバックに二階堂登場(客席にシーッ!てしながら) 、曲の途中で「情熱っにぃ~~♪」って千賀さんのモノマネで割り込み「おい!何やってんだよ!」って突っ込まれて終了。
◆チカラ~MARIA
横宮も出てきて、「それでは聞いてください、チカラ」\ええええええ!!!!/オタク驚愕。
「惑いない力 手に入れたい」まで真面目に歌ったと思ったら突然の綱引き開始(二階堂宮田vs千賀横尾)。にかみやチーム勝利。
宮田「余裕余裕」
二階堂「余裕だぜ」
ふざけてないで真面目にやろうぜ!→「聞いてください、MARIA」→「キスが切ないよ MARIA~♪」→綱引き。これが天丼です。
綱引きは2回目もにかみや勝利。千賀さんとっても頑張っていたけど、横尾さんが軽すぎるのが敗因だと思うよ。ちなみに、この日は見上げるとバルコニーの北山先輩が見える位置だったんですけど、「聞いてください、チカラ」って聞いた瞬間バルコニーから身を乗り出して、えっ!?て顔で驚いていた。綱引き始まったらニコニコしてた。
◆T song 1~CAN TRY (横尾二階堂)
綱引きのくだりかと思いきや、宮千ハケて八重歯で歌唱。おふざけなし。
◆Sing for you (宮田千賀)
つゆだく。
お花畑雨季かな?ここからCatch & Goのチェック衣装。
◆ローラーダンス
宮田しか覚えていないんだけど、スパニッシュな音楽に乗せて、フラメンコ風な振り。赤い照明の中、カルメンのように手首をくるくるさせて片膝をつくように滑っていたのが印象的。
イメージ図 ↓
間違えた、こっち。
◆タビダチノウタ
◆祈り
◆若者たち
◆Catch & Go!!
ECの印象が強すぎて、この辺りの記憶本当にない。
◆EC We never give up!
引き続きチェック衣装でジャケットだけ脱ぐ。北玉再登場。
クリエに自担を観に行ったら、私服の同担がステージ上で自担の隣をキープしていたという事案発生。ECでは自担も宮田担トップ様も客席を見ている時間より、2人でお話したりお互いを見ている時間の方が長かった。ステージ上から同担牽制する玉森さん。
・宮田が玉森と肩を組もうとして止めるが、玉森から宮田と肩を組みに行く。
・玉森が1歩下がって、宮田に向けて「前行け!センター行け!」って指をさして伝える。
・基本的にずっと隣。宮田の歌割りじゃない部分ではマイク通さずお話。
・宮田衣装の巻きスカートのようになっている部分でお手手ふきふき玉森さん。
北山先輩も宮田の巻きスカートを弄りたかったようで、隙を見てスカートめくりしていました。めくられた宮田は股間を押さえるという。めくられて押さえる場所そこじゃない。
◆WEC 挨拶
やまないアンコールに4人再登場。楽屋戻って脱いじゃったよーと二階堂さんは上半身裸。
ありがとうございましたー!と再度挨拶をして、初日終了。
4人クリエは初日だけしか見ることが出来なかったんですが、普段ステージに出ずっぱり歌いっぱなしということが無かったのでとても新鮮で楽しかったです。
歌もダンスも十分なパフォーマンスを見せてくれただけに、シアタークリエなんて618人しか入らない会場でやるには勿体なさすぎる、もっと沢山の人に見てほしいと強く思ったコンサートでした。
当時は格差全盛期だったし、We never give up!に関してはCDを開封していないレベルで色々受け止めたくないことも多かったけど、自分たちのやりたいことを、やりたいように表現する場が与えられて、そしてソロコーナー等各自しっかり作ってきてくれたので、方向性的なものが見れてオタク的にも嬉しかったし、未来に期待もできたというか。
舞祭組は賛否両論あるけど、クリエでやったような正統派ジャニーズだけやっていたならば恐らくもっと時間はかかっただろうし、完全に否定はできないかなあって、今クリエを振り返って思いました。
でも、やっぱり私は " ジャニーズ " の 彼らが " ジャニーズ " としてステージに立てることを知っているし、立っている姿を好きになったので、そこは見失わないでほしいなとも。舞祭組としてではなく立ったクリエのステージで、素敵なコンサートを見せてくれたこと、忘れないので。未来に期待させてくれる彼らで在り続けてほしいな。