舞祭組のツアーで舞祭組を好きになれた話
2018年1月31日(水)中野サンプラザ
『舞祭組村のわっと!驚く!第1笑』
10:30公演、14:30公演、18:30公演
年始かつ月末ですがお休みを頂き(昨日先輩にやり残したこと等々メールで送ってから退勤したクズ)、観に行ってきました。
私はメディアを通して提供されてきた舞祭組、そんな好きじゃなかったんです。受け入れがたい部分は見ないことにするって決めたり、二次元ちょー楽しい!って少し距離を置いたりとか、めちゃめちゃしてました。
ただ、結論から言うと今回の舞祭組、めちゃめちゃ良いコンサートでした。いっぱい泣きました。
私は「宮田俊哉は王子様」言い続けて10年近くになる筋金入りの宮田はイケメン過激派なんですね。
顔も好きだし声も好き、顔も小さいし背中のラインも個人的には最高。キモヲタだけど憎めない所はアイドル性なのかな、キモいけどそのキモさが分かるし好き。
歌はもうちょっと頑張れると思うし髪型は改善の余地あるだろって思うことが多いけど、いつもファンの前ではかっこよく居ようと一生懸命でいてくれることが嬉しい。みんなの王子様だよって言ってくれることが本当に嬉しい。そういう感じなんです。
舞祭組も企画が始まった当初は「前3人と後ろの4人」が解消されるなら、どんな形であれ売れるために彼らが頑張ることならば、と思いました。
棚からぼたもちでキスマイコン(2013年SNOW DOMEの約束)で東京ドームが揺れたこと、2013-2014年のカウコンでキスマイ担以外も棚からぼたもちの「ガヤ キタ タマ」をやってくれてものすごい音量だったこと、彼らが頑張った結果だと、とても誇らしかったです。
ただ、企画が進行するにつれ、これは私が見たい姿だけではないんだと気付いたというか、大好きで大切にしたかった人が遠慮なく笑われ馬鹿にされる姿を目の当たりにすることが多く、途中で心が折れました。
私にとってはキラキラのアイドルなんだから下品な姿は見たくなかったし、何も知らない人達に馬鹿にされ消費されていくのが許せなかった。いや私だって何も知らないんだけどね。
最初は意地で全部見ようとしてたけど、自分が疲れるだけだし文句しか出てこなかったので、途中から見るのを辞めました。期待してももう無理なんだなって心が折れました(大事なことなので)。
舞祭組から逃げると同時進行で二次元とかハロプロとか宝塚とか地下アイドルとか、色々な沼に全身を浸していたので、もうキスマイも潮時なのかな、好きだけでいられないならもう止めようとか、何回も考えました。私みたいな偏屈なオタクがしがみつかなくても舞祭組ごと愛してくれる宮田担は沢山居るだろうし、と。
なので、舞祭組のアルバムとツアーが発表された時はおめでとうと思う反面、「マジか」と。
宮田を嫌いになった訳じゃないからツアーは行きたい。でも、舞祭組がこわい。
これ以上見たくないものに触れてしまったら、本当に心が離れてしまう気がして、アルバムもツアーも本当に怖かったです。
アルバムは初回AもBも通常も買いました。でもすぐに見れたのは初回Bのライザップと富士登山だけ。それだけは結果が分かってるし安心できたので。
アルバム曲は気が進まなくて、でもツアーの日程が迫っているからと必要性に迫られて29日の深夜にウォークマンに入れました。
前置きが長くなりすぎたけど、舞祭組に関して、嫌いじゃないけどとても臆病になっていた私の感想ですが、一言で言うと
「どんな形で好きでも良いよ」と、許された気持ちになりました。
かっこいい姿も見せてくれるし、コミカルな曲もある。泣かせるパートもある。どれかだけが舞祭組ということではないし、これは舞祭組ではないって部分もない。彼らから直接届けられた舞祭組は、かっこよくて面白くてまっすぐで不器用で、ただただ優しかった。
舞祭組というイメージだけなら、かっこいいパートを減らすか無くすかすることだって出来たはず。それでも、持てる枠組の中で出来ることを最大限にやってくれたんだなって感じました。
そして本編ラスト間際のインタビュー映像。
キスマイのデビュー当初の体制への葛藤や舞祭組に対する気持ちを語っている言葉は、私の抱いていた葛藤でもありました。
「7人でデビューしたんじゃないのかな」
「かっこいいことをしたくて練習してきた」
「最初は苦痛でしかなかった」
「光を当ててくれたけど、その光が強すぎて嫌な部分とかコンプレックスな部分を曝け出すことになった」
メモを取っていない部分だから正確には覚えていないのだけど、どれもすごく分かるんです。私は見ているだけだったけど、私も同じようなことを感じたことがあって、結構キツかった。
インタビュー映像は「これからもずっと舞祭組を続けていきたいですか?」という質問が表示され、答える前の4人の顔が映された所で終了。そして『道しるべ』へ。
インタビューに対する答えはないけれど、この曲が、そして本編の最後に叫ぶ「これからも僕達をよろしくお願いします!」が、最後の質問に対する答えなんだろうなと思います。
これは余談だけど、感極まった状態で聴く「ありがとうじゃ足りないの」は、舞祭組から中居さんへの気持ちと頭では理解しつつも、自分から宮田さんへの気持ちでもあり、割とマジで泣くなどしていた。
私この人が居なかったら長野の片田舎から出ることも沢山の人に出会うことも、色んな場所へ行くこともなかっただろうし、数えきれないくらいのことを経験するきっかけになった人だから、ありがとうじゃ足りないの(嗚咽)って感じでした。実際は涙目程度だけど。
話は戻って、インタビューをあそこに挟んだのは、時間の関係上とか彼らの気持ちを聴くということだけではなくて、舞祭組に対してオタクが抱く様々な気持ちを、彼らのインタビューを通して成仏させる、赦しを与えるという意味もあったように感じたんですよね。
舞祭組を好きだと思う人、楽しいと思う人、最初は苦痛でしかなかった人、色んな葛藤があった人、それは彼らだけじゃなくて見ているオタクだってそうだったはず。彼らが「舞祭組大好き!」だけじゃなく色々な思いを語ることで、少なくとも私は「舞祭組に対して全肯定できなかったのは私だけじゃないんだ」「そういう気持ち皆も持ってたんだ」って、こう思っていても大丈夫だったんだって、許された気がしたんです。
舞祭組が結成されて、許せないことができて、見たくないものが増えて、距離を置いたりもして、そんな自分勝手なオタクだけど、「舞祭組に対する気持ちは色々あっても良いんだよ」「どんな形で好きでも良いよ」と言ってもらえた気持ちになったんです。
だからその後は、今までで一番素直な気持ちで『道しるべ』を聴くことが出来て、最後の『ぶっさっさー』を心から楽しむことができて、今までで一番舞祭組を好きになれた。自分でも驚くくらい、舞祭組に対して素直になれたんです。
ほんと大袈裟に言えば、インタビュー→道しるべ→ぶっさっさーの流れを経ることで、彼らが舞祭組を好きになっていった追体験をしたような気持ちでした。
もしかしたら、というか9割方こんな意図とかないだろうし、ただ感動的な演出にしたかっただけかもしれないけど、私は彼らのパフォーマンスと言葉に救われて、舞祭組を好きだなって思えるようになって帰ってきました。
私にとって今日10:30公演は革命でした。
1公演目で気付きを得てからは、14:30も18:30も最初からすごく楽しくて、舞祭組ってほんと不器用だけど可愛いな、かっこいいなって楽しむことができました。真っ直ぐなコンサートで素晴らしかった。
私結構なチャッカマンなのでこれからも突然もう無理!って言い出すこともあるかもしれないんだけど、この気持ちをこうやって残して、どんな好きの形でも良いから、自分のペースで好きになっていこうと思えたら、今日に立ち返れたら、と思って語弊と思い込みだらけだけど書き残すことにしました。
舞祭組のツアー次は個人的オーラスのNHKホール。楽しみだなと思える自分が居ることが嬉しいです。
しかし今回の日程社会人に厳しすぎるんじゃ。
ブタキン(舞台版キンプリ)を見てきた話
プリズムショーはなんて素晴らしいんだ!!!!!
プリズムラッシュが出てしまいました。失礼しました。
舞台「KING OF PRISM-Over the Sunshine!-」(通称ブタキン)11月10日(金)14時公演を観てきたよ。
舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」PV
皆さんは覚えていますか?初めてプリズムショーに出会った日のことを!とシンくんに言われるたびに、以前書いたキンプリ初見記事を思い出しますし(これ↓)、
これを残しておいたお陰でいつまでもプリズムショーに出会ったあの日に戻れるので、今回も記録しておこうと思います。まあキンプリ初見あるあるで、最高という感情しかなくって記憶をほぼ全て失ってるんですけどね……
そして実は今回が記念すべき2.5次元初体験だったんですけど、RMSの声優陣に引き続き2.5次元でも脛毛腋毛はNGなんだって思いました…自担のおへそ周りのブラックホールを見たことがある身としては、二次元界隈の絶対キャラクター毛・N・Gに毎回衝撃を受ける。
皆にプリズムのきらめきを受け取ってほしいんだけど、もう12日が千秋楽なんだ…
でも大丈夫♡
劇場で当日券抽選があるし、千秋楽ライブビューイングも各劇場で当日券あるみたいだよ!12日の21時からはニコニコ動画で配信もされるんだ!
さあ皆!この虹を越えて来い!虹の先に待っているのは……パラダァイス♡
!!!!!!!以下ネタバレしかない!!!!!!!
※ニコ生見たら記憶に誤りがあったのでその内直します
ジャニヲタがキンプリを見てきた話
twitterで毎日のように見かける「キンプリはいいぞ」
ジャニヲタ的には「キンプリ」と言えばMr.King vs Mr.PrinceというジャニーズJr.ユニットの略称なんですが、TLに流れてくる一連の「キンプリはいいぞ」を見ている限りどうも違う訳です。
そこでキンプリとは何ぞやと気になり、うっかりYouTubeで検索したが最後、転げ落ちるように加速して、本日初見にしていきなり応援上映を見てきました。
私はラブライバーとして一躍有名(?)になったキスマイの宮田くんのファンなので、アニメ自体にも1人でアニメ映画を見に行くことにも抵抗はなく(宮田くんが出演したレコメン!ラブライブSPの予習で映画見に行ったりしていたので)、アニメということが足を運ぶ上でネックにならずに良かったのかも知れないです。宮田担で良かったー!まあキンプリ(済)の今となっては「アニメとかアニメじゃないとか、そういう次元じゃない」って感じなんですが。
上述の、ジャニヲタである私が何の知識もないキンプリを見に行こうと思ったきっかけの動画がこちら。
この圧倒的破壊力。私も\フー!/って言いたいとジャニヲタの血が騒ぎました。
もうこの動画を見た時点で、頭の中から「EZ DO DANCE……EZ DO DANCE……」が離れなくなってしまったのです。それもそのはず、私はキスマイ生まれエイベックス育ち*1。
サウンドも好き、最近サイリウム振れる現場も行っていない、何よりこれだけ話題になっているんだから面白くない訳がない。これは気になったまま上映が終わってしまったら後悔する!と、前日夜に応援上映のチケットをネット購入しました。
TLで1度目は応援上映ではない方が良いという意見も見かけましたが、ジャニヲタならば初見から応援上映でも何の問題もないと思います。 ジャニワとかドリボ、革命等の 笑ってはいけない 独特なジャニーズ演出に慣れていれば全然大丈夫です。似たようなもん(むしろ初演の滝沢革命よりは数倍分かりやすかった)。
そしてもう1つ見た動画がこちら。
「90秒で分かる!」と書いてあるのに再生時間3分超。90秒の倍以上、185秒もあるのです。この時点でもう期待しかないですよね、ジャニヲタならば分かるはずです、この胸の高鳴りが。
見に行くと決めてからは、「キンプリ 予習」で検索して一番上に表示されたこちらのサイトで予習しました。
キンプリは予習して行かなくても、基本的なところは映画の冒頭で分かるようになっているので問題有りませんが、最低限(3)プリティーリズムの魅力:最大の特徴「プリズムジャンプ」 と、(6)『キンプリ』ってなに?:『キンプリ』のための予備知識 は読んでおくことをおすすめします。私はこの2つが分かっていたことでストーリー、基キンプリという世界にすんなり入っていけました。
さてキンプリ当日。キンブレは絶対にあった方が良いと様々なレポであったので、モーニング娘。'15のサイリウムを持って参戦。赤→緑→黄色→青→エメグリ→オレンジ→紫ゾーンの使い勝手の良さが異常だったので娘。ヲタで良かったー!
誰が何色とか全く分からないまま見に行きましたが、これは周りを見ながら色を変えていけば良いので問題なかったです。そして演出上絶対に準備した方が良い色は赤、青、緑、黄色、そして白。モーニング娘。に白はないのでここだけちょっと後悔。次回は白のために別のキンブレを用意していこうと思います。
【追記】
個人的に使いやすいキンブレ設定
赤→青→緑→オレンジ→ピンク→水色→紫→黄色→緑色→白
ネタバレにならないよう、以下感想等を箇条書き。キンプリを文章にするのは無理です。
・広瀬すず「映画館にお越しの皆さん、こんにちは」\こんにちはー!/
・映画泥棒で一斉に赤サイ点灯
・\良いよー!/
・\前見てー!/
・公道での二人乗りは、禁止だよ♡
・ダメージを受けると服が脱げる
・全裸全裸アンド全裸(たまに分身する)
・\良い返事ー!/
・剣の攻撃にも耐えるシックスパック(腹筋)
・尻からはちみつ
・\後ろー!/
・当期純損失:-13,000,000千円
・\経営者降ろせ!/
・ギリシャ神話でハリウッド行きの電車に乗って星座になる
・一斉にすすり泣きを始める観客
・\誰ー!?/
・ラストは大合唱
分かりますか?分かりませんね?でもこれが事実なんです。
キンプリ(済)の直後のツイートが全てなので、もう少し詳しく書こうと思います。
キンプリをジャニヲタに分かりやすく伝えると、キャラクター全員中島健人、応援上映はキスマイブサイク、内容は殺陣の代わりにスケートで対決(物理)するジャニワで裸祭り。蜂蜜は尻から出るし世界は煌やいて見えるよ。
— なみこ (@siratamyn) 2016年2月27日
◆キャラクター全員中島健人
キンプリは歌とダンスとプリズムジャンプ(物理攻撃)で女の子をときめかせた方が勝つ「プリズムショー」という競技(?)のお話なので、画面の中から頭ポンポンしてきたり、キスをしようと唇を寄せてきたりします。どこかで見たことがありますね?そう、中島健人のJMKです。ステージ上のプリズムスタァ達は皆、ラブホリ先輩なのです。映画が始まって最初の数分で畳みかけるようにラブホリラブホリ、そしてラブホリって感じなので腹筋が死にます。
◆応援上映はキスマイブサイク!?
応援上映はキャラクターへの応援だけでなく、様々な言葉が飛び交います。
後ろに人が立っているときにはドリフよろしく「後ろー!後ろー!」と叫ぶ人が居たり、よそ見していたら「前見て!」と注意したり、去り際には「行かないで!!」と呼びかけたり。
キスマイのバラエティ番組「キスマイブサイク!?」でリアルタイムにコメントがシャンッ!とカットインしてくるように、その場でキャラクターたちへの応援やツッコミが入ってくるのです。そのコメントのタイミングや内容も、応援上映後半に差し掛かっている現在では一部お約束になっているようで、中々クオリティが高くてファンの方のコメントで笑ってしまうことも何度か有りました。
◆内容は殺陣の代わりにスケートで対決(物理)するジャニワ
プリズムショーもショーマストゴーオンです。歴史も振り返ってくれるし、ジャニワとキンプリの違いって13月を探すか、ハリウッドに行くかくらいじゃないですかね?(適当)ちなみにキンプリも宇宙には行きます。
◆裸祭り
隙あらば裸。主人公の一条シンくんはJr.時代の河合郁人かってくらいの脱ぎたがり。そしてたまに増える。チビジュがサマリーで噴水の下でびしょ濡れになっていた時とだいたい同じくらいの肌色です。
ちなみに前売り券のビジュアルがこんな感じなんですけど、決していかがわしい映画ではありません。
むしろこれだけ肌色が多いのにいやらしさが全然ないのがキンプリの良いところです。単なる脱衣ではなく、心を開放しプリズムショーに臨んだ結果としての裸なのです(多分)。
他にも色々あったはずなんだけど、衝撃の連続だったから何も覚えていない……ので今日もう1回見てきます。
こんな感じにジャニヲタには親しみやすいであろう映画なので、ジャニヲタはキンプリを、更にキスマイBUSAIKU!?が好きな人やサイリウムを振りたい人、ジャニヲタとして振り真似に自信のある人ならば応援上映を早急に見に行くことをおすすめします。
私も最初は応援上映についていけるか心配でした。「サイリウム用意したものの、出せ無さそうだな……」なんて席に着く前は思っていました。しかし、上映開始数分で 笑いすぎて 涙を流しながら楽しんでいたし、中盤からは自然と\えー!?/って反応が出来るようになっていたし、最後は\うぉーおおーおおー♪/って大合唱に参加できていました。キスマイコンでは黙々と双眼鏡を構えて振りコピしているだけの私がです。
「よく分からないけど、すごい」というのは圧倒的なエネルギーでした。見終わった後の高揚感はまさに電子ドラッグ。次にいつ見に行こうか、もうキンプリのことしか考えられない……!って本気で思いました。
少し冷静になって思うことは、考える余地を与えないとうのは最高のエンターテイメントなのかもしれないということです。笑ってはいけないジャニーズのあれこれも、実は最高のエンターテイメントだったんだなと、キンプリを見て気付かされたのです。
最近ジャニーズについて、自担について、色々考えすぎて素直に楽しめないなと思うことが有る人には本当におすすめします。私は頭を使わないことは悪だと思っているけども、頭を使わないことは、それはそれでまた別の正解なんだ、アイドルの楽しみ方なんだと初心に立ち返った気分です。
だから皆、キンプリを見よう。
キンプリはいいぞ。
*1:Kis-My-Ft2は2011年にavexよりCDデビュー
DREAM BOYS 9月15日公演
2015年9月15日 13時公演。帝国劇場。
キスマイからは玉森(座長)、千賀、宮田がメインキャストとして出演。
9月14日は休演日だったため、翌15日に宮田くんのお誕生日を祝いに行ってきました。ので、今更過ぎる15日公演宮田くんお誕生日系のまとめ。Twitterでも呟いといたんですけどまとめておきたかったので。
メモとツイログを参照しているので、発言はニュアンスで受け取ってください。
◆ビューティフルデイズ
宮田ソロのビューティフルデイズ歌唱後に毎回Jr.4人(安井 真田 森田 萩谷)のアドリブシーンがあり、そこでお誕生日祝い。
※宮田くんのお誕生日は9月14日です。
リカ「いつまで遊んでるの、早く歌のレッスンしなさい」
安井「今日は特別な日だから、皆で歌のレッスンしよう」
森田「今日ですよ!」
真田「今日だよなあ!」
4人「「ハッピバースデートゥーユー♪ (中略)ハッピバースデー ディア トシヤ~~!ハッピーバースデートゥーユー♪ おめでとうトシヤ!!」」
観客にも煽り、全員で手拍子。宮田さん照れながらも嬉しそうで、頭を軽く下げながらひょこひょこしてた。
安井「9月!15日!おめでたい!!」
Jr.達が「イチゴだ!」「イチゴの日だ!!」とガヤガヤ。客席クスクスする中、
宮田「あのー、あのー、祝ってくれてる中申し訳ないんだけど、俺誕生日14日なんだ。昨日なんだよね…」
「おい嘘つくなよ」「違うじゃねえか」と安井に詰め寄るJr.3人。
安井「おっといけない!ウィンウィンウィン……」
安井が手を翳すと、「あぁ~~……」と倒れていくJr.たち。
安井「悪いけど記憶を消させてもらったよ。(3人に)さあ皆起きなさい。良いかい、宮田俊哉くんの誕生日は、9月14日だよ」
Jr.「そうなんだ!」「昨日だったのかー!」
安井さん客席に向かって「ウィンウィンウィン……」(記憶を消す奴)やりながらハケ。
宮田「皆さん祝っていただいてありがとうございます」(拍手)
リカ「いくつになったの?」
宮田「27になりました」
リカ「…おめでとう」
余談ですけど、何度聞いてもビューティフルデイズはWonderful Rushになる部分があるので是非映像化を、映像が無理なら音源化だけでもお願いします。ビューティフルデイズが気付いたらワンダラになってる動画を誰かつくってみて頂きたい(人任せ)。
Oh yeah, Precious peace! We can super jump!
Oh yes, Precious peace! We can super jump! ハイ!もっと近くで語り合いたいな~♪になっちゃう。
というか、この部分が、ワンダラの
Hi hi, Super jump! Oh yeah, Super jump!! Life is wonder Wonderful Rush
に聞こえて仕方がない……作曲は宮田さんじゃないから私の思い込みにすぎないんだけどもww
◆ベンチでのシーン
宮田「ユウタ!」
玉森「あ、お誕生日おめでとう」
宮田「ありがとう……もしかして、ユウタも誕生日今日だと思ってる?」
玉森「馬鹿野郎 俺はちゃんと覚えてるぞ。9月、14日」
宮田「ありがとう!やっぱり帝国劇場で祝ってもらうと嬉しいね」
玉森「あっそ」
宮田「急に冷たいね!?」
ギターをベンチに立てかける玉森さん。
玉森「俺からプレゼントがあるんだ」
宮田「え?そのギター?」
玉森「誕生日おめでとう」
ギターからピックを外してそのまま渡す玉森さん。
宮田「…ありがとう、これ100円で売ってるの見たことあるぞ」
玉森「まあ大事に使ってくれ」
宮田「ありがとう」
新婚(合掌)
◆ユウキとの去り際
宮田「美味しいものでも食べ行こっか!」
ユウキ「奢ってくれんの?」
宮田「奢りはしないかな~」
ユウキ「奢ってくれんの!?」
宮田「いや俺誕生日なんだからお前が奢れよ~」
ユウキ「誕生日でしょ!」
宮田「奢れよお前が」
ユウキ「あ、誕生日おめでと!」
宮田「ありがとう」
今年は借金抱えていないのに、年端もいかない少年に誕生日だからといってご飯を奢らせようとするトシヤのナチュラルクズっぷりが光る名シーン。
お誕生日関連は一幕のみで、今年は最後の挨拶等はなし。当日に公演もなかったし、前日の福岡でも触れられなかったのでここでお祝い出来て嬉しかったです。改めて宮田くんお誕生日おめでとうございました。
個人的な話なんですが、ドリボに対して複雑な感情を抱き続けて来たけど、この公演を観て成仏しました。素直に良かったと、自担がドリボのメインに関わるようになって初めて思うことができたので、そう思わせてくれた3人には感謝したいです。
以下今年のストーリー上の変更点やショータイムのネタバレ。
続きを読む玉森宮田の「BE LOVE」で号泣した件について
Kis-My-Ft2 4thアルバム「KIS-MY-WORLD」に収録、
玉森と宮田のユニット曲「BE LOVE」を聴いて号泣したお話です。
歌詞はこちらから ↓
BE LOVE - 玉森裕太・宮田俊哉(Kis-My-Ft2) - 歌詞 : 歌ネット
そもそも涙腺の弱さには定評のある私なんですが、「BE LOVE」で何故号泣したのかと言うと、この曲がこの2人のことを歌っているように感じたからです。
玉森さんが「2人のためにできた曲」「運命の曲」と言い切るこの曲。私は宮田担だし宮玉改めたんまみーや(本人たちがたんまみーや推しなのでたんまみーやで統一します)が好きだし、私が見てきたものが全てではないと思うけど、少しだけ整理をしてみようと思った次第です。
120%主観なので悪しからず。
◆なるべくゆっくり歩いて行こう
Jr.時代にシンメだった玉森さんと宮田くん。2人はキスマイの中でキスマイらしくない2人でした。
一昔前のキスマイ担のHOTワードだった「キスマイらしさ」。デビュー後の爽やか路線に対して言われていた言葉なんですけど、もっとギラギラしてて、ガラが悪くて、長めの布をヒラヒラさせて重心低めで俺を見ろオラーー!!って感じ。これが所謂「キスマイらしさ」だと思ってるんですけど、まあたんまみーやはそこに当てはまるかっつーとそうではない部分も多かったと思います。
そして技術面でも、藤北のように歌える訳でもなく、二千のようにダンスが武器な訳でもなかった。兄組と弟組という分け方がまだ強く残っていた頃、序列として一番低くなるのは当然たんまみーやだったのです。
それが分かりやすいのがJr.時代に少クラで披露された「Try Again」。2曲目のオリジナル曲でなんですけど、たんまみーやだけマイクなし。キスマイの両端でバックのJr.と同じ振り踊ってるだけ。
いつも2人で一番怒られて、一緒に本番だけ外されたりして、決して出来るJr.では無かったし器用なタイプでも無かったと思うんです。でも、全く駄目ってことでも無かった。舞台とか先輩のバック仕事とかで玉森さんが宮田くんにちょっかい出して遊んでる緊張感のなさとかめっちゃ見て来たけど、そういうキスマイに居てキスマイらしくない2人だったから可愛いなって思って私は好きになったし、振り返ると2人の関係性も変わらずに、不器用だけど少しずつ進んできた。きっとそんな2人だからこそ歌えるのが「なるべくゆっくり歩いて行こう 君と ずっと」なのかなって思います。
◆君の欠けたところまで必要だから
2人でずっと怒られていた劣等生だったからこそ絆が生まれたんだと思うし、まずたんまみーやにとっては2人が完璧ではない、つまり欠けていることが必須だった訳です。
そしてきっと、2人の良さは自然体でいること。
キャラってのは、やっぱりムリして作っても、すぐメッキがはがれるっていうか。タマを見てて思ったんですよね。(中略)クールに見えるけど、あいつにとっては、それが自然体。だから、作ってないほうがいいなって。俺も俺のまんま。 (裸の時代 宮田)
ゴリゴリに飾り立てた方が似合う人も勿論います。どっちが良い悪いじゃない。ただ、この2人にとっては長所も短所も全部ひっくるめて、そのままでいることがベストなんだと思います。完璧に思える今日は、君の欠けたところまで必要だから。
◆景色がどんなに速く過ぎ去ってもいい 君と見る世界はあまりにも綺麗で
だからずっと ふたりずっと なるべくゆっくり 肩を並べて
最初の「なるべくゆっくり歩いて行こう」と重なるんですけど、オタクですらガンガンに振り回されてついていくのがやっとな毎日に身を置いている中で、過ぎ行く日々の目まぐるしさよりも、一緒に過ごす時間だとか一緒に見たもの食べたもの、変わらないままの2人を大切にしていたいのかなあって私は思いました。そして泣きました。
だってこの曲を聴けば2人の関係性が分かるって玉森さんが言ってるんだもんも本当なんだもん。
◆互いに完璧になれなくたって 君と並べば心は満たされるから
あのときの気持ちって、俺とタマにしかわかんないと思うんです。キズのなめ合いというか、キズ薬を塗り合ってましたけど、同じ痛みを知ってる人、わかってくれる人が、たったひとりでもいてくれるのはうれしかったですね。ひとりじゃ、乗り越えられなかったと思うから (裸の時代 宮田)
一緒にいる時間も多くて、怒られる時間も多かったので、やっぱこう、分かり合えるんですよね、宮田とはすごい (A-studio 玉森)
完璧じゃなかったから分かり合えてきた2人で、一緒に居たから乗り越えて来たことが多かったんじゃないかなって感じますね……今だってきっと完璧じゃない2人だけど、2人で居る時の空気や顔が好きだなってなります。シンメという扱いではもう無いし、2人の関係性が変わらないのならば立ち位置にこだわることもないと思っていたんだけど、「君と並べば」って歌われちゃうと、もし望んでいるのならと思うと、また並んでほしいなって少しだけ思ったりします。
あと個人的な話をするとさ、宮田担なので宮田くんが完璧じゃないことなんて分かり切ってるんですよ。正月太りして真ん丸になっちゃうし(根に持ってる)、舞台で台詞飛んだら役じゃなくて素に戻ってテンパってるの丸わかりだし、コンサートで髪の毛セットしてきても汗のせいで2曲目にはストレートに戻るし、暇な時期分かりやすいし、前髪自分で切って短くなりすぎたことを嬉々として報告してくるし(根に持ってる)。でもね、完璧じゃないとこ含めて好きなんですよ。もっと言うと完璧じゃないから好きなんです。舞台で毎公演良くなっていったのを知っているし、歌だってどんどん声の出し方が良くなってきてるのも知ってる。ダンスも09年を境に劇的に良くなったことを覚えてる。勿論昔の宮田くんも好きだったし今の宮田くんも好きなんだけど、未来の宮田くんのことを信じているから宮田担なんですよきっと。ずっと見ていたいなって思う。だから完璧じゃない宮田くんが好き。
◆いつまでも僕らずっと 優しい気持ちで歩こう
(宮田について)性格も穏やかだし、そいうえばミヤッチが怒った姿を、まだ1回も見たことないなあ。人から恨まれることって、たぶん一生ないんじゃない? (1st写真集 玉森)
俺、タマのことキライって話、いまだかつて聞いたことないですから。 (裸の時代 宮田)
お互いがお互いのことを「他人から嫌われない」と思っているコンビ。「いつまでも僕らずっと優しい気持ちで歩こう」というのはつまり、優しく愛される今の2人のまま、変わらずにいようってことなんじゃないかと思うのです。
◆変わらないものが 無いことも知っているけど
その手を握る強さ 交わす言葉の温度は きっとそのままで
変わらないことにこだわってきた2人は、きちんと周りの状況も知っていました。2人でお花畑の中に閉じこもっている訳ではなかった。ちゃんと変わらないものがないことは知ってた。そりゃもう沢山のことが変わってきたでしょう。立ち位置だってシンメじゃなくなった。玉森さんがごくせんに出ることが決まった時、私は嬉しかったけど、まず最初に「みやっちを置いて行かないで」って思ってた。宮田くんも「精神的にマジきつかったですね」って言っていて。「置いてかれるぞ」って周りにも散々言われて。
でも玉森さんは宮田くんのこと置いて行かなかった。立ち位置こそ変わったけど、変わらずに舞台とかコンサートでちょっかい出し続けていたし、ちゃんと隣に居てくれた。デビューしても2人は2人のままで、結果こうしてユニット曲を歌えるようにもなった。歌詞には「きっと」がつくけど、これは、今まではそうだったから、「きっと」これからもそのまま、ってことかなって思ってます。
◆このままで僕らずっと
この曲は変わらないことを望んでいる珍しい曲だと思います。聴き手へのメッセージもないし、何かの決意を述べる訳でも世界平和を願う訳でも、トップを目指す訳でもない。ただただ、2人の世界が2人のまま、ずっと変わらないことを望んでいるだけ。それが全て。
周りよりもゆっくりで構わない、劣等生でもあったし痛みを分け合ってきたからこそ分かることがある、見えた景色がある。遠回りはマイナスだけではないと知っているからこそ、「このままで僕らずっと なるべくゆっくり歩こう」と歌えるし、これこそが自分たちだと言えるんだと思います。それって今の自分たちに自信がないと絶対に言えないこと。今の2人は自分たちにきちんと自信があるし強い。
BL曲と雑誌等で言っていたりもしますが、初回Aのユニットドキュメントを見ると決してそれだけではない、むしろそれは単なる味付けでしかないんだろうなと思います(希望的観測)。2人が2人のままずっと、2人の世界が2人で完結している間はずっと、優し気持ちで居られるんだろうなって。一オタクとしても、変わらないで居てくれる2人が本当に好きだし安心するし、感謝しています。
最後に、泣く準備は出来ているのでチケットください。